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西宮読者サロンの沿革
西宮読書サロンは、2017年(平成29年)6月14日の例会で、実に725回目を迎えます。仮にこれを毎月開催したとしても、実に60年以上の長きにわたり、地道に実施していたことになります。
諸先輩が築きあげてこられた伝統ある「西宮読書サロン」の沿革は次の通りです。
その母体は、1947年(昭和22年)11月(これは終戦の年から2年目)に発足しています。
●当初の発足目的は、現在では想像もできない戦後の混乱時代の出版事情―本のない時代―に、西宮市立図書館が、本を集めることや、本の貸し出しの手続きなどで苦労をしているときに、その応援団体として発足し、民間の有志から本を寄付してもらう事や、貸し出しの保証機関的な活動をした。
●つまり、現在の会の目的である「本を読んで、それについて話し合う」ではなく「本を手に入れるため、本を読むため」という広義の読書会であった。
1953年(昭和28年)10月28日に現在の体制で発足
●社会が安定し、図書館の所蔵図書も充実し、一般への貸し出しも軌道に乗り安定してきたので、「本を手に入れるため、本を読むため」の会から「本を読みそれについて話し合う」という読書会本来の姿で発足した。
●その時の会の目的を、この新しい体制を明確にするため、次のような条文が会則に掲載されています。
第2条 会の目的
「この会は 会員の読書の質的と向上と市民としての教養を深めるために、相互教育の場である読書会活動を行う事を主たる目的とする」
●此の第1回に取り上げられた本は次の通りです。
森鴎外、雁。 野間宏、真空地帯。 谷崎純一郎、細雪。
現行の、原則毎月1回例会開催が定着したのは、1957年(昭和32年)3月からです。
会の運営について、より良い方法を試行錯誤をこなしながら今日の体制が定着してきたのはこのころからです。ただ月によっては、1度に2冊の本を読んでくる必要もあったようです。
1959年ごろから、毎月1冊というルールが確立されています。
そして今日、戦後まもなくの頃からスタートした「西宮読書サロン」は725回目を迎え、更に次への飛躍を目指しています。
継続こそは力なり まさにこの言葉が当てはまる「西宮読書サロン」です。